【GTX750Ti】ASUS製グラボのファンが故障→交換してみた(前編)
現在、メインで使っているPCとして4年前に組み立てた自作PCを使っています。
グラフィックボードとしてASUSのGTX750Ti-PH-2GD5を搭載しているのですが、一年ほど前からファンの調子が悪いので、ネットで交換用ファンを取り寄せて交換してみました。
<目次>
症状:ファンが暴走、フル回転したり止まったりする
去年の春~夏ごろでしょうか、パソコンを使用中GPUに負荷をかけていないにもかかわらずPCの内部から「ヴォーーン」という轟音が鳴り響くようになりました。
PCケースは静音型のもの(ANTEC P100)を使っており、それまではファンの音などはそれほど気にならなかったのですが、轟音という単語を使っていいほどの大きい音だったのでケースを開けてみて調べたところ、グラボのファンが原因ということがわかりました。
そのPCはTVチューナーを搭載しており、当時は番組録画のため寝室でPCを起動したまま寝ていたのですが、この症状が始まってからはファンの音が気になって寝付けない日が続きました。
ファンの暴走をグラフで表すとこんな感じです。
PCの起動直後はファンの制御が働いているのか静かな(穏やかな)音なのですが、PCが完全に起動した後くらいからファンの暴走が始まります。
突然ファンがフル回転しだし、「ヴォーーン」→その後数秒間ファンが止まり「... (無音)」
の繰り返しで、それがPCの電源が切れるまで続きました。
対処1 グラボの付属ソフト「ASUS GPU Tweak」でファン調整→解決せず
このグラフィックボードを購入したときに「ASUS GPU Tweak」というユーティリティソフトがついてきました。
本来はGPUのオーバークロック(チップの定格以上に性能を上げる)などのチューンナップが目的のソフトですが、Fan Speed (%) という項目があったのでそれで手動調整してみることにしました。
AutoからManualに変更→Fan Speedを66%程度に固定したらうまく固定されました。
(50%では回転速度が固定されませんでした)
これで数ヶ月ほど様子を見ましたが、最終的にこのソフトでのファン調整が効かなくなってしまいました。
「うるさかったり静かだったりするファンの暴走の音を聞きながらPC作業するより、常にうるさいほうがまだマシだ」という思いから、ソフトでFan speed 100%で固定して過ごしていた時もありました。
対処2 ネットで同様の事例を発見→ファンのコネクターを抜いてみる(自己責任)
そんなある日、kakaku.comの製品口コミページで私と同様の症状の書き込みを見つけました。
「同じ症状の人がいるんだ」と思いネットで検索してみると、Keigoさんのブログにたどり着きました。
ファンを外したときの温度がどうなるのか心配でしたが、その頃は真冬でしたので、まあ大丈夫だろうと思いファンを外してみました。
外した結果、Keigoさんのブログにあるとおり40℃前後で安定していましたので、ファンレスでも問題なく使えていました。
自分でファンが交換できることを知る→ファンの交換を決意
先程のKeigoさんのブログの最後に、このグラボで使われているファンの型番と自分で交換することができることが示されており、しばらくこの状態で我慢して新しいグラボを購入するか自分でファンを購入して修理するか考えました。
数ヶ月悩んだ結果、1000円前後でファンが入手できることを知り、自分で新しいファンを交換してみることにしました。
後編へつづく